即決/送無 CARDAS カルダス GOLDEN CROSS 特許技術=Technology満載 7層/6芯構造 リッツ線/エアサスペンション/テフロン絶縁/2重シールド 節約 1m

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商品情報

1980年頃、ジョージ・カルダス氏によって米国で創業した「Cardas Audio」ケーブルメーカーとしては 古参といってもいい、歴史と伝統ある会社でございます。ハイエンドケーブルの御三家と呼ばれていた時代もある、老舗ブランドでありワールドワイドにビジネスを展開しており、世界的にも著名なメーカーとして知られております。我が国でも熱烈なファンの方々が多いわけですが、「Golden」の名を冠した リファレンスシリーズこの頃が絶頂期だったように思います。後年、CLEAR シリーズ(現行品)に刷新されましたが嘗てのような、重厚で芳醇、旨味がギッシリと詰まった、豊かで熟成された あのテイストが薄れてしまったように感じます。特に往年の支持者たちからは不評を買い、あの頃のオーラが失われつつあるのかなぁと少し寂しい気持ちです。

カルダスの手法は、数々の特許技術を柱にケーブル設計を行い、マテリアルは「銅」に一本化していることが挙げられます。代名詞となるのは、古代から自然界に存在するとされる、黄金比率(Golden Ratio) "1,618.... : 1" をケーブル設計に用いてその比からなる、それぞれ異なる素線の線径を採用する、独自のマルチゲージ構造で悪影響を及ぼす導体の振動に起因する固有の共振や波動を、無効化するテクノロジーで最初の特許を取得しました。同社のトレードマークである「オウムガイ」は、この黄金比 のことを指すのでございます。カルダスは、この技術を導入した導体を「マルチプル・ストランド・コンダクター」と呼称し愛好家からは「サイレント・コンダクター」=静粛な導体と評されております。2つ目の特許は 「コンスタントQ」と呼ばれるもので、一層毎に 異なる線径の素線をスパイラル状に巻き幾重にも重ね合わせるマルチゲージを発展させた手法で、もっとも内側には小さな線径の素線を配し黄金比に基づき、順々に太い素線を重ねていくテクニックで、「クロスフィールド」と呼ばれる何層にも重ねる導体を一層毎に90度の角度を付けてストランディングする製法で、カルダス独特のテクニックが随所に採用された独立した多層構造で、なかなか目にすることのない、CARDAS の独自性がいかんなく発揮されております。採用する導体は 銅に拘っており、銀線やメッキなどは採用せず、上級機には自らが開発した銅材「Cardas Copper」を用いて、更に一本一本 エナメルコートしたリッツ線として加工するなど常に一貫した姿勢であることもアイデンティティーのひとつです。このメーカーの造るケーブルは、反発力の強い 独特のプルプルした感触がありますが内部にはテフロン素材の中空チューブを使った エアサスペンション構造を採用しているためで線間容量に配慮した導体配列がなされており、且つ有害な振動をコントロールする狙いもあります。
CARDAS カルダス GOLDEN CROSS 特許技術=Technology満載 7層/6芯構造 リッツ線/エアサスペンション/テフロン絶縁/2重シールド 1m の出品です。当時のことをご説明すると、 TwinLink(2芯)~QuadLink(4芯)~HexLink(6芯)でのラインナップを展開していました。そしてカルダス栄光の「GOLDEN」の名を初めて冠した ハイエンドモデル=HEXLINK GOLDENが登場。その数年後、新規の「CROSSシリーズ」が発売され、その最上位に位置するケーブルこそが この「GOLDEN CROSS」 です。内容が 7層構造/6芯構成と、カルダスの歴史を振り返ってみても、最も物量を投入していたころで定価:約180,000円 と、かなり高額な製品でございました。年代や製造ロットによって、外装シースやシュリンクチューブのお色味にバリエーションがあります。因みにですが、その後に登場することとなる「GOLDEN REFERENCE」は、とても人気のある機種でMached Propagation (信号伝搬速度の均一化)なる、新たなテクノロジーが採用された 新機軸の旗艦機種でした。個人的に感じたのは、GOLDEN CROSS=7層構造/6芯構成に対し、GOLDEN REFERENCE=3層構造/3芯構成物量を縮小し、少々テクニックに走りすぎたきらいがあり、カルダスらしさが希薄になってきたようにも感じました。Golden Referenceシリーズは元々、レコーディングスタジオなどの録音用途に合致するように、極力 固有のテイストを持たないように造られた背景からそもそもの設計思想が異なるようで、CARDAS的なキャラクターを求めるには適さないのかもしれません。
カルダスの特許技術である 黄金比率(Golden Ratio) コンスタントQ (Constant Q) クロスフィールド (Cross Field) など、自慢のテクノロジーを満載した 当時のフラッグシップでございます。この頃のカルダスは、独立多芯構造を推し進めていましたから、最上級の GOLDEN CROSSは 6芯構成でした。当出品物は、太さ=16,8AWG/1SQと、スピーカーケーブルにも匹敵するほどの容量を保持しておりカルダスとしては新たな試みとして、高純度導体の導入=純度:99,9997% 6N=高純度銅線の6芯構造を採用しております。6本の芯線とも、なんと 7層からなる Constant Q 構造/Cross Field 構成、驚くほど 手の込んだ複雑な造りです。インターコネクトケーブルとしては かなり太めな構成で、6N=高純度導体を採用したことは特筆すべき点です。音楽信号である交流電流の特性 (表皮効果)の影響を回避するべく導体の表面を覆うエナメルコートを、素線一本一本 丁寧に施したリッツ線としたことで導体間の不規則な電気的迷走(ストランドジャンプ)にも配慮が行き届いております。たくさんの中空チューブを使った、お得意のエアサスペンションも、もちろん搭載されており線間容量を考え抜いた、独自の導体配列が採用され、電気的特性に優れているばかりではなく耐振動性も万全と考えていいと思います。絶縁体は、地上で空気に次ぐ 優れた比誘電率を誇ります テフロン絶縁。コストに糸目をつけない海外勢は特に、挙って採用する 最高/最強性能の材質です。判っているメーカーだけに、手抜きがなく、妥協のない製品かと存じます。シールドは100%の遮蔽効果をもつスパイラル巻き、なおかつ2層としたダブルシールド構成です。まだ 「らしさ」全開であったころの、往年のカルダストーンをご堪能いただければ幸いでございます。
使用に伴うスレやキズ、よごれなどがありますが、大きなダメージは見当たりませんでした。他に見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載致しましたので、ご参照ください。外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので見た目を重視される方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い致します。実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
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