タカラプロ野球ゲーム昭和53年度版広島東洋カープ選手カード27枚+チームロゴカード1枚付きです。ケース,外箱はありません。欠落選手は1.大下剛史,7.佐野嘉幸,27.正垣宏倫の３名です。カードの状態は表面では、2.高橋慶彦の成績欄,18.松原明夫,26.江夏豊の投手ランク欄に書き込み跡29.小林誠二の左上部にCの書き込み、裏面は2.高橋慶彦,4.水谷実雄,8.山本浩二,22.水沼四郎,25.木下富雄,54.中尾明生のヒット欄に書き込み跡が一部あります。(画像6〜10参照ください。)その他のカードは書き込み等なく状態は良いものと思いますが当時遊んだものですのでそれなりの使用感はご了承ください。カードの内容は名将古葉竹識監督のもと前年5位からの巻き返しをはかる選手達です。打線は山本浩二(ヒット9,ＨＲ3)衣笠祥雄(ヒット8,ＨＲ2)の盟友コンビを中心に水谷実雄(ヒット9,ＨＲ2),J.ライトル(ヒット9,ＨＲ2), H.ギャレット(ヒット8ＨＲ3)らが顔を揃えます。投手陣はAランクが前年20勝で最多勝の高橋里志と池谷公二郎(11勝)の２名のみで,前年パ・リーグのセーブ王(19S)に輝き南海から鳴り物入りで移籍の江夏はセーブ数やタイトルは評価されず？残念ながらBランクとなっています。この年ルーキーカードはドラ1の田辺繁文です。本格派左腕と期待された同投手でしたが通算１試合の登板でユニフォームを脱ぎました。また。ラストカードとなったのは三度のノーヒットノーラン(うち1試合は完全試合)を達成し最多勝にも輝いた,弱小時代の広島を支えたエース外木場義郎です。同投手は翌54年も現役を続行しますがカード化はされずこの年が最後のカードとなりました。現実では移籍の江夏の活躍や高橋慶彦のブレーク等でAクラス(３位)に浮上,翌年の悲願の日本一へとつながっていきます。タカラプロ野球ゲームの記念すべき初年度版です