記録写真集・昭和40年代の鉄道・東北編・九州編・北海道編・東北編・4冊/渡辺芳夫・田島常雄/ローカル線にも魅力的な車両が活躍する時代

商品説明
記録写真集・昭和40年代の鉄道・東北編・九州編・北海道編・東北編・4冊/渡辺芳夫・田島常雄/ローカル線にも魅力的な車両が活躍するよき時代

記録写真集・昭和40年代の鉄道4冊でまとめてみました。部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

昭和40年代の鉄道 記録写真集 4冊
第2集 東北編
第4集 九州編
第6集 北海道編Ⅱ
第7集 東北編Ⅱ


はじめに
私たち二人の「みちのく」への旅は、昭和40年の12月、中学校1年のときに始まった。上野か ら乗車した準急“ときわ”の車窓へ飛び込んでくるものは、初めてみるものばかりだった。特に、 このころは、まだ水戸までC62が来ていたのを覚えている。

昭和40年代の東北地方でのSLの終焉は早かった。昭和42年10月の常磐線電化、そして400 両を超えるSLが廃車になった“よん・さん・とお”の前に、なんとかして写しておかなければなら ない車両がとても多く、私たちは必死で追いかけた。中でも特に印象的だったのは、やはり C62・C61・C60などの大型ハドソン機と、最後の姿を見ることができた、バークシャーのD62 である。しかし、幹線のみならず、ローカル線にも魅力的な車両たちが活躍するよき時代だ。 たことも確かである。

さて今回の東北編では、昭和40年から奥羽本線秋田?青森間電化完成の、昭和46年ごろまで の、国鉄のSLを中心とした車両を、やはり私たち二人の眼で追っている。

北海道編でもそうであったが、私たちは国鉄で華々しく活躍をしていたSLたちの最後の姿を、 カメラに収めるべく旅を続けた。ディーゼル機関車や気動車、それに本編では電気機関車も登 場するが、それらは私たちの目には、どちらかというと淡泊な姿にしか写らなかった。

ローカル私鉄も、大事な存在だったかもしれないが、時間的にも金銭的にも、国鉄の車両を掲 影することで精一杯だった。

東北編は、北海道編よりも情報量が多いため、ページ数や構成面では随分悩み、涙を飲んで 割愛しなければならない写真も数多くあった。 次の関東編については、さらに情報量が増えるため、今から頭痛の種である。 九州編については関西・中国地方と合併となる見込みである。 当初、4分冊の予定でいたが、各編の下巻を発行することになると思う。
平成12年7月
渡辺芳夫田島常雄


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